アブストラクトには手近なライバルが必要

アタシより強い奴に会いに行く!!
最近だとツィクストブームですが、手に入れても相手を誰もしてくれない。
そんな悩みがある人もいるでしょう。
ボードゲームの中でもアブストラクトというジャンルは特異で、
「一定の知識(→定石ではありません)がないと、心理戦を含めた駆け引きまで到達できない」
という点です
ボードゲーマーは、というか人間はそもそも負けるのが嫌いですから、負けるとわかっている勝負はしないわけです。アブストラクトは一定レベルまでは知識が重要だから、経験者(=所有者)には勝てないことが、すぐに理解できます。
だからアブストラクトはプレイされないわけです。
アブストラクトをプレイする仲間を「新規に」作ることは簡単ではありません。
囲碁、将棋、チェスのようにメジャーなゲームならプレイ人口が多いので簡単です。
もともとプレイしている人と出会えばいいですからね。
しかし、まったくプレイしていない人を引き込むのは難しいです。
ツィクストのようなマイナーなゲームは教育も含めた布教から始まるのでさらにツライです。
ツィクストやオセロレベルでも盤面をすべて把握することは人間にはできませんから、棋理を覚える必要があります。学生やニ○トなら時間は∞にあるので可能かもしれませんが、社会人にそのような労力を強要するのは難しいのです。
そしてマイナーなゲームは上達するための情報もありませんから、誘うのはさらに大変です。
「ツィクストは点をペグでつなぐゲームです。プレイするには、頑張って入手するか、毎週ここに来てください。ただし上達する手段は本も紹介動画も教室もないので、僕とプレイして負けて覚えてください」
↑
こんな誘われ方をしてついて来る大人がいるのでしょうか?
被虐の受太刀の主人公以外は無理だと思います
というわけで、マイナーなアブストラクトをプレイする環境を構築する手段を考えました
①家族とプレイする
→これはオススメです。別に夫や妻、子供でなくてもよいです。
親、おじいさん、おじさん、誰でもいいです。プレイしてもらいましょう。
逆に言うと
親族でなければ付き合ってもらえない
くらいアブストラクト布教の道は厳しいと認識すべきでしょう。
②団体を作成する
→これもひとつの方法です。
日本人は権威に弱いですから。
でも一歩間違えるとあやしい集団に見られるので、諸刃の剣です
③簡単に入手できるようにする
→「へー、このツィクストってゲーム面白そうだね」
「面白いですよ」
「どこで買えるんですか?」
「それが…絶版なんです(どやぁ)」
となると開始前に試合終了です。
オセロがなぜ日本3大ボードゲームの一角を形成しているか?を考えたら
どこでも買えるから
これしかありません。
簡単に入手あるいはDIYできるような方法を提示することも大切だと思います。
アブストラクトには広義のパートナーが必要です。
要はプレイ仲間です。
碁敵なんて言葉があります。
敵と書きますが、実際は友なんです。
友を作るのは大変かもしれませんが、一生の付き合いになるかもしれません